この度、当社のAIソリューション部門は、NIX JAPAN（株）と共同で進めてきた舗装点検・道路巡視支援技術「AIポットホール検出技術」の開発を完了し、国土交通省の性能試験に合格したことをお知らせします。
これにより、当技術は「点検支援技術性能カタログ」に正式に掲載される運びとなりました。

ポットホール（道路の舗装に生じる穴ぼこ）は自動車の破損やタイヤのパンク、転倒事故の原因となり得るため、その早期発見と措置が道路管理者には求められています。
人口減少により道路管理の担い手が不足する中、効率的にポットホールを検出する技術が必要とされています。

当社のAIポットホール検出技術は、ドライブレコーダー等の車載カメラ映像をAIで解析し、ポットホールの位置と画像を検出します。
この検出データは、NIX JAPAN（株）が提供する道路維持管理クラウド「みちクラ」に連携され、クラウド上で、道路の危険箇所を効率的かつ迅速に特定し対応可能とします。
この技術により、道路の安全性の向上と維持管理作業の効率化が期待されます。

今後も、人口減少社会に適応した次世代の道路維持管理技術の開発を進め、社会インフラの持続可能な維持管理を支援してまいります。

詳細は以下関連リンクをご確認下さい。
国土交通省「点検支援技術性能カタログ」に「スマート道路異常検知サービス」が採用されました。
点検支援技術性能カタログ-国土交通省（mlit.go.jp）
技術名:車載カメラとAIを利用したポットホール自動検出技術-NiX JAPAN
道路維持管理システム「みちクラ」